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加齢性黄斑変性症とは

・眼球の壁は内側から網膜ー脈絡膜ー強膜という3層の構造になっています

・黄斑部の網膜の下にある脈絡膜から網膜下に脈絡膜新生血管が生じてきます

・新生血管から血液中の成分が漏れだしたり出血したりします

・黄斑部が障害されることにより視力低下などが生じてきます


加齢性黄斑変性症の症状

  • ・見たい部分がぼやけて見える

  • ・見たい部分がゆがんで見える

  • ・見たい部分が暗く見える


加齢性黄斑変性症の検査

・眼底検査
・OCT検査:網膜内部の状態を詳細に調べることができます。

眼底所見

眼底所見

OCT所見

OCT所見


・蛍光眼底造影検査:目的に応じて異なった種類の造影剤を使用しておこなうこともあります。


脈絡膜新生血管からの蛍光色素漏出が認められます



加齢性黄斑変性症の治療

いくつかの病型(萎縮型、滲出型、ポリープ状脈絡膜血管症など)があり、精密な検査により、治療可能なもの、不可能なもの、経過観察するものがあります


現在、治療は抗VEGF薬硝子体内注射が主流になっています
*VEGFとは:血管内皮細胞増殖因子


治療前(視力 0.5)
治療前(視力 0.5)
黄斑部に網膜下出血が認められます
抗VEGF薬注射
治療後(視力 1.2)
治療後(視力 1.2)
出血は消失し萎縮を残しています


治療の問題点

・進行例では十分な効果が得られにくいことが多くなります
・治療効果が長続きしなかったり、再発することもあります